お中元 のし 書き方

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お中元の準備を始めようとして、「のし紙はどれを選べばいいの?」「名前はどう書くのが正解?」と手が止まってしまう方は少なくありません。

特に初めて贈る場合、マナー違反をして相手に失礼な印象を与えてしまわないかと不安になりますよね。

この記事では、お中元を贈る際に欠かせないのしの書き方を、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説します。

基本のルールさえ押さえておけば、自信を持って準備を進めることができます。相手に感謝の気持ちがしっかり伝わるよう、正しい作法を一緒に確認していきましょう。

お中元の「のし紙」基本の選び方

書き方をチェックする前に、まずは土台となる「のし紙」を正しく選ぶことが大切です。お中元には、「何度あっても嬉しいお祝い事」に使用する種類の紙を選びます。

お店やネットショップで購入する際は、以下の2つのポイントを確認しましょう。

水引の形は「紅白の蝶結び」

お中元で使う水引(中央の紐)は、「紅白の蝶結び(花結び)」のものを選んでください。

蝶結びは、結び目を何度も解いて結び直せることから、お中元や出産祝いなど、繰り返しあっても喜ばしい行事に使われます。一方で、一度きりであってほしい結婚祝いなどで使う「結び切り」とは異なりますので、間違えないように注意しましょう。

右上に「のし」があるもの

のし紙の右上についている、六角形の飾りを「のし」と呼びます。

最近ではのし紙自体を「のし」と呼ぶことが多いですが、本来はこの飾りがついたものが正式な贈り物用です。「のし」と「水引(紅白の蝶結び)」がセットで印刷されているものを選べば間違いありません。

【場所別】お中元の「のし」の正しい書き方

のし紙が準備できたら、いよいよ文字を書いていきましょう。書く場所は、中央にある水引を境にして「上段」と「下段」に分かれます。

誰からの贈り物かを明確にし、敬意を払うための大切なポイントをまとめました。

上段(表書き):贈り物の目的を書く

水引の真上の位置に、贈り物の名目である「表書き」を書きます。

  • 中央に「御中元」と書く: 四文字(お中元)だと「死文字」として避ける習慣があるため、「御」をつけて三文字にするのが一般的です。
  • 時期による書き分け: もし準備が少し遅れてしまい、立秋(8月7日頃)を過ぎてしまう場合は「残暑御見舞」と書くのがマナーです。

下段(名入れ):送り主の名前を書く

水引の真下の位置には、誰からの贈り物かがわかるように自分の名前を書きます。

  • 個人の場合: 苗字のみ、またはフルネームで書きます。上段の「御中元」よりも少しだけ小さな文字で書くと、全体のバランスが綺麗に見えます。
  • 夫婦や連名の場合: 複数人で贈る場合は、もっとも目上の人を右側に、順に左へ書いていきます。ご夫婦の場合は、中央に夫の氏名、その左側に妻の名前のみを書くのが一般的です。

筆記用具の選び方

お中元の文字を書くときは、「黒の筆ペン」を使いましょう。

ボールペンやマジックは事務的な印象を与えてしまうため、お祝い事や贈り物には適していません。筆ペンが苦手な方は、サインペンでも構いませんが、必ず「濃い黒色」のものを選んで、丁寧に書くことを心がけましょう。

配送か手渡しかで変わるお中元の「のしの位置」

のし紙を準備する際、包装紙の「外側」に貼るか「内側」に貼るかで迷うことがありますよね。これらは「外のし」「内のし」と呼ばれ、贈り方によって使い分けるのが一般的です。

相手の手元に届くシーンを想像して、どちらにするか選んでみましょう。

配送で贈るなら「内のし」

品物に直接のし紙をかけ、その上から包装紙で包む方法を「内のし」と言います。

  • おすすめのケース: 宅配便などで品物を配送する場合
  • 理由: 包装紙の内側にのしがあるため、配送中にのし紙が破れたり汚れたりする心配がないからです。また、控えめに感謝を伝えたいという気持ちを込める際にもよく選ばれます。

持参して手渡しするなら「外のし」

包装紙の上から、誰にでも見えるようにのし紙をかける方法を「外のし」と言います。

  • おすすめのケース: 相手のお宅や会社へ直接持参して、手渡しする場合
  • 理由: 渡す瞬間に「お中元を持ってきました」という目的がひと目で伝わるからです。相手に対してより強調して贈り物を届けたいときに適しています。

どちらが正解という厳格な決まりはありませんが、最近では「配送なら内のし」「持参なら外のし」と使い分けるのがスマートなマナーとされています。状況に合わせて選んでみてくださいね。

喪中の場合のお中元の「のし」の書き方(注意点)

自分や贈り先の相手が喪中の場合、「お中元を贈ってもいいのかな?」と迷ってしまいますよね。

結論から言うと、喪中であってもお中元を贈ることはマナー違反ではありません。 お中元はお祝い事ではなく、日頃の感謝を伝える季節の挨拶だからです。ただし、相手の心情に配慮して、書き方や時期には少し工夫が必要です。

水引のない「白のし」や「短冊」を使う

通常のお中元では紅白の蝶結びを使いますが、喪中の場合は「紅白」というおめでたい色を避けるのがマナーです。

  • 白無地の紙や短冊を使う: 紅白の水引が印刷されていない、真っ白な「白のし」や、簡略化された「短冊(無地)」に「御中元」と書いて贈りましょう。
  • 「のし」飾りがないものを選ぶ: 右上の六角形の飾り(のし)も、お祝いの意味を持つため、ついていないものを選ぶのがより丁寧です。

贈る時期をずらす配慮

もし、相手が四十九日を過ぎていない(忌中)など、悲しみが癒えない時期であれば、無理に期間内に贈る必要はありません。

その場合は、四十九日が過ぎてから、時期に合わせて「暑中御見舞」や「残暑御見舞」として贈るようにしましょう。少し時期を遅らせることで、相手の負担を減らしつつ、変わらぬ感謝の気持ちを伝えることができます。

大切なのは「相手を思いやる気持ち」です。形式にこだわりすぎず、相手の状況に寄り添った控えめな形で準備を進めましょう。

まとめ

今回は、初心者の方でも迷わずに準備ができるお中元ののしの書き方と、守っておきたい基本のマナーについてご紹介しました。

最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • のし紙: 何度あっても嬉しいことを祝う「紅白の蝶結び」を選ぶ
  • 表書き: 上段に「御中元」と書き、下段に自分の名前を丁寧に書く
  • のしの位置: 配送なら「内のし」、持参するなら「外のし」がスマート
  • 喪中の場合: 紅白を避け、水引のない白封筒や短冊で控えめに贈る

慣れないうちは「これで合っているかな?」と緊張してしまいますが、一番大切なのは日頃の感謝を伝えたいというあなたの気持ちです。

基本のルールさえ守れていれば、多少字が上手く書けなかったとしても、丁寧に用意したことは必ず相手に伝わります。ぜひこの記事を参考に、自信を持って素敵な夏の挨拶を届けてくださいね。

もし準備がまだの方は、以下の商品をチェックしてみてください。

  • 万能な黒の筆ペン:
    サインペン感覚で書ける直液式や硬筆タイプの筆ペンは、初心者の強い味方です。毛筆よりもペン先がしっかりしているため、文字がバラつきにくく、のし紙のような滑りの良い紙にもはっきりと書くことができます。「濃墨(こずみ)」タイプを選ぶと、より丁寧で格調高い印象に仕上がります。

     

これらのアイテムを上手に取り入れて、心を込めたお中元の準備をより手軽に、楽しく進めてみてください。

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