ドライフラワー 作り方 簡単

暮らし

「お祝いでもらった花束を枯らしたくない」「お気に入りの花をインテリアとしてずっと飾っておきたい」と思ったことはありませんか?生花のみずみずしさも素敵ですが、アンティークな風合いがおしゃれなドライフラワーにすれば、数ヶ月から半年以上もお花を楽しむことができます。

「でも、お花を乾燥させるのって難しそう……」と感じるかもしれません。実は、ドライフラワーの作り方は驚くほど簡単です。特別な機械や高価な道具を使わなくても、コツさえ掴めばご自宅で誰でも綺麗に仕上げることができます。

この記事では、初心者の方でも失敗しないための基本の作り方を3つご紹介します。

「吊るしておくだけ」「お部屋に飾りながら」「100円ショップの材料を使って」など、あなたのライフスタイルに合った方法を見つけてみてください。お花のある暮らしを、もっと身近に、もっと長く楽しんでみましょう!

最初に挑戦したい!ドライフラワーにするのが簡単な「失敗しにくい花」

ドライフラワー作りを成功させる最大のポイントは、実は「お花選び」にあります。

お花には、乾燥させやすい種類とそうでない種類があります。水分を多く含んだお花は乾燥に時間がかかり、その間に色が黒ずんだりカビが生えたりすることもあるため、まずは「もともとの水分が少なく、乾きやすいお花」から始めるのがおすすめです。この選び方を知っておくだけで、簡単にクオリティの高い作品が作れるようになります。

ここでは、初心者の方でも綺麗に仕上げやすい代表的なお花を紹介します。

スターチス

ドライフラワーの定番といえば「スターチス」です。カサカサとした質感が特徴で、生花の段階からすでに乾燥しているような手触りをしています。
ほとんど色が褪せずに残るため、誰が作っても失敗が少なく、非常に扱いやすいお花です。

カスミソウ

小さくて白い花が可愛らしいカスミソウも、作り方がとてもシンプルで扱いやすい種類です。
1本でも絵になりますし、他のお花と束ねてスワッグにするのにも重宝します。短時間で乾燥するので、初心者の方にぴったりです。

ミモザ

春先に人気のミモザは、ふわふわとした黄色い花が魅力です。
時間は経つとギュッと実は小さくなりますが、その鮮やかな黄色を長く楽しめるため、愛好家の間でもとても人気があります。

千日紅(センニチコウ)

その名の通り「千日色が変わらない」と言われるほど、色が長持ちするお花です。
丸いフォルムが可愛らしく、乾燥させても形が崩れにくいため、可愛いインテリアを作りたい時に最適です。

ユーカリ(リーフ)

お花ではありませんが、枝ものとして「ユーカリ」も外せません。
シルバーがかったグリーンがおしゃれで、ただ吊るしておくだけで素敵なドライフラワーになります。良い香りも楽しめるので、お部屋のアクセントにおすすめです。

まずはこれらのお花の中から、お気に入りを選んで挑戦してみましょう。「乾きやすいもの」から始めることが、失敗を防いで楽しく続けるコツですよ。

【ドライフラワーの作り方1】一番簡単!吊るすだけの「ハンギング法」

ドライフラワーの作り方の中で、最も基本的で簡単なのが、この「ハンギング法」です。その名の通り、お花を逆さまに吊るして自然に乾燥させる方法です。

特別な道具を買い揃える必要がなく、お部屋のスペースを有効活用しながら作れるのが最大のメリットです。

用意するもの

  • お好きな花(1輪からでもOK)
  • 紐(麻紐、手芸用の紐、輪ゴムなど)
  • ハサミ

簡単3ステップの手順

  1. 下準備をする
    まずは、お花の茎についている余分な葉っぱを取り除きましょう。葉が多いと乾燥に時間がかかり、風通しが悪くなってしまいます。仕上がりをスッキリさせるためにも、お花に近い部分の葉だけを少し残すのがコツです。
  2. 茎を紐で縛る
    お花の茎の根元を紐でしっかりと結びます。乾燥が進むと茎が細くなって抜け落ちやすくなるため、輪ゴムで一度留めてから、その上を紐で結ぶと落下の心配がありません。
  3. 逆さまに吊るす
    直射日光の当たらない、風通しの良い場所に吊るします。カーテンレールやS字フック、壁のピンなどを活用しましょう。お花同士が重ならないように隙間を空けて吊るすと、ムラなく綺麗に仕上げることができます。

成功させるためのポイント

ハンギング法で大切なのは、「湿気の少ない場所」を選ぶことです。キッチンや浴室の近くは避け、風が通りやすい室内を選んでください。

季節や天候にもよりますが、だいたい1週間〜2週間ほどでパリッとした状態になり、完成です!吊るしている間の姿もインテリアとして楽しめるので、ぜひお部屋のベストポジションを探してみてくださいね。

【ドライフラワーの作り方2】色を綺麗に残したいなら「シリカゲル法」

「お花の色をできるだけ生花に近い状態で残したい!」という方におすすめなのが、乾燥剤(シリカゲル)を使ったドライフラワーの作り方です。

ハンギング法に比べると少しだけ準備が必要ですが、簡単に鮮やかな色味をキープできるため、ボトルフラワーやアクセサリー作りを楽しみたい方にも人気の方法です。

用意するもの

  • ドライフラワー用シリカゲル(手芸店やネットショップで手に入ります)
  • 蓋付きの密閉容器(タッパーや空き瓶など、お花が入る深さのもの)
  • お花(茎を短く切って使うのが一般的です)

失敗しない手順

  1. 容器にシリカゲルを敷く
    まずは密閉容器の底から3cmほど、シリカゲルを平らに入れます。
  2. お花を並める
    シリカゲルの上にお花を置きます。このとき、お花同士がぶつからないように少し間隔を空けて並めるのがポイントです。
  3. 上から優しく埋める
    お花の上から、さらにシリカゲルをゆっくりと振りかけていきます。花びらの隙間にもしっかり砂が入るように、スプーンなどを使って優しく形を整えながら、完全にお花が見えなくなるまで埋めてください。
  4. 密閉して待つ
    容器の蓋をしっかりと閉め、そのまま動かさずに1週間ほど放置します。

取り出すときの注意点

完成したら、ピンセットなどを使って優しくお花を取り出します。乾燥したお花は非常に繊細で壊れやすため、無理に引っ張らずに、周りのシリカゲルを少しずつかき分けながら取り出しましょう。

「空気に触れる時間を短くして、一気に乾燥させる」のが、色を綺麗に残す最大の秘訣です。バラやラナンキュラスなど、花びらが重なっているお花にぜひ試してみてください。

【ドライフラワーの作り方3】飾りながら乾かす「ドライインウォーター法」

「ドライフラワーを作ってみたいけれど、部屋に吊るす場所がない……」という方には、この「ドライインウォーター法」がおすすめです。

最大の特徴は、「お花を花瓶に飾ったまま」ドライにできること。見た目の変化を楽しみながら簡単に作れるため、忙しい方やインテリアにこだわりたい方にぴったりの作り方です。

手順はとってもシンプル!

  1. 花瓶に少量の水を入れる
    花瓶に水を1cm〜5cm程度だけ入れます。普段生花を飾る時よりも、かなり少なめの量にするのがポイントです。
  2. お花を挿して飾る
    そのまま普通にお花を飾ります。水に浸かる部分の葉っぱは、腐敗を防ぐためにあらかじめ取り除いておきましょう。
  3. 水を足さずに放置する
    ここが一番のポイントです。水がなくなっても継ぎ足さず、自然に蒸発するのを待ちます。お花が少しずつ水分を失い、ゆっくりとドライになっていきます。

なぜ「少量の水」が必要なの?

最初から全く水がない状態だと、お花が急激にしおれて頭が垂れてしまうことがあります。少しずつ水を減らしていくことで、お花の形を保ったまま綺麗に乾燥させることができるのです。

向いているお花・向かないお花

この方法は、お花の頭が重すぎない種類に適しています。

  • 向いている:アジサイ、カスミソウ、スモークツリー
  • 向かない:チューリップなどの茎が柔らかいもの(重みで折れやすいため)

「お花のある暮らし」を楽しみながら、気づけばドライフラワーが完成している……。そんな手間いらずでナチュラルな作り方を、ぜひ試してみてくださいね。

ドライフラワー作りで失敗しないための共通ポイント

どの作り方を選んだとしても、押さえておきたい共通のコツがあります。
「せっかく作ったのに、すぐに茶色くなってしまった」「いつの間にかカビが生えていた……」という失敗を防ぐために、次の3つのポイントを意識してみてください。

1. 「新鮮なうち」に作り始める

一番大切なのは、お花を乾燥させ始めるタイミングです。
お花が完全に枯れてからドライにしようとしても、色が汚くなってしまったり、花びらがポロポロと落ちやすくなってしまいます。「まだ綺麗に咲いているな」と感じる元気な状態で作り始めるのが、美しく仕上げる最大の秘訣です。

2. 直射日光を避けて乾かす

ドライフラワーは、強い日差しが苦手です。
太陽の光(紫外線)に当たると、お花の色が急激に抜けて、数日で真っ茶色になってしまうこともあります。「風通しが良い、直射日光の当たらない明るい日陰」が、簡単かつ綺麗に仕上げるための特等席です。

3. 「湿気」からお花を守る

乾燥させている途中も、完成した後も、大敵なのは湿気です。
特に梅雨時期や、加湿器をガンガン炊いている部屋、浴室の近くなどは避けましょう。湿気が多いとカビの原因になるため、できるだけ空気が動いている場所(風が通る場所)を選んでください。

4. 完全に乾燥するまで触らない

乾燥中のお花はとてもデリケートです。
「もう乾いたかな?」と何度も触ってしまうと、その刺激で形が崩れたり、手の脂が原因で変色したりすることがあります。「1〜2週間はそっとしておく」という、少しの我慢が綺麗な仕上がりにつながります。

これらの基本を守るだけで、初心者の方でも驚くほどクオリティの高いドライフラワーを簡単に作ることができますよ。

まとめ

今回は、初心者の方でも失敗せずに楽しめる、ドライフラワーの簡単な作り方をご紹介しました。

最後にもう一度、ご紹介した3つの方法をおさらいしましょう。

  • ハンギング法:紐で縛って吊るすだけ。最も手軽でインテリアにもなる。
  • シリカゲル法:乾燥剤を使って、お花本来の色を鮮やかに残せる。
  • ドライインウォーター法:花瓶に挿したまま、飾りながら自然に乾燥させる。

ドライフラワー作りは、完璧を求めすぎず、「お花の変化を楽しむこと」が長く続けるコツです。たとえ少し色が褪せてしまっても、それは生花にはない「味わい」として、お部屋を優しく彩ってくれます。

まずは、お花屋さんで見かけた一輪のカスミソウや、庭に咲いたハーブから始めてみませんか?自分で作ったドライフラワーがあれば、日々の暮らしが今よりもっと豊かで、愛着のあるものになるはずです。

ぜひ、あなたにぴったりの方法で、素敵なドライフラワーライフをスタートさせてくださいね!

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